■東寺
京都の後輩の家は、東寺の近くだった。ここで後輩と落ち合おう。ついでに京都観光をしてしまおう。
●東寺(とうじ)とは
東寺は、京都市南区九条町にある仏教寺院。真言宗の根本道場であり、東寺真言宗の総本山でもある。「教王護国寺」(きょうおうごこくじ)とも呼ばれる。山号は八幡山。本尊は薬師如来。寺紋は雲形紋(東寺雲)。
東寺は平安京鎮護のための官寺として建立が始められた後、嵯峨天皇より空海(弘法大師)に下賜され、真言密教の根本道場として栄えた。中世以降の東寺は弘法大師に対する信仰の高まりとともに「お大師様の寺」として庶民の信仰を集めるようになり、21世紀の今日も京都の代表的な名所として存続している。昭和9年(1934年)に国の史跡に指定、平成6年(1994年)12月には「古都京都の文化財」として世界遺産に登録された。
●南大門(正門)
国道に面した南大門。ここが東寺の正門だが、駐車場等は反対側にあり、ここには歩いてしか来れない。
奥にあるのが金堂
●金堂
国宝。東寺の中心堂宇で、諸堂塔のうちもっとも早く建設が始められ、東寺が空海に下賜された弘仁14年(823年)までには完成していたと推定される。当初の堂は文明18年(1486年)の土一揆で焼失し、その後1世紀近く再建されなかった。現存の建物は慶長8年(1603年)、豊臣秀頼の寄進によって再建したもので、奉行として片桐且元が任にあたった。
空海の像
●五重搭
国宝。東寺のみならず京都のシンボルとなっている塔である。高さ54.8メートルは木造塔としては日本一の高さを誇る。天長3年(826年)空海により、創建着手にはじまるが、実際の創建は空海没後の9世紀末であった。雷火や不審火で4回焼失しており、現在の塔は5代目で、寛永21年(1644年)、徳川家光の寄進で建てられたものである。
●慶賀門
駐車場はこちら側にある。
駐車場には、社務所みたいな建屋があった。
駐車場にバイクを停めて、入って行くと料金所が。金堂・講堂にに入らなければ料金はいらないみたいだ。
●講堂
重要文化財。金堂の背後(北)に建つ。東寺が空海に下賜された弘仁14年(823年)にはまだ建立されておらず、天長2年(825年)空海により着工、承和2年(835年)頃完成した。
寺の中には蓮の生えた池があり、そこには鴨がいた。鴨を見ると「鴨南そば」を食いたくなる。
Update 2014/07/30 Visit 2014/05/30
次の旅程
旅のランドマークとして京都駅にいってみた。さすがに日本有数の観光地であり、駅舎もでかい。